ほ場面積など
農家歴:2年目
ほ場面積:3a
定植数:100本
品種:葵+台助(継木)
仕立て:垣根仕立て
潅水チューブ:有(山の水を利用)
マルチ:白黒マルチ
期間:4月~12月
出荷日合計:93日
農協出荷
まず農協に出荷したAL・AM・マルA品の合計です。
規格についてはコチラの記事をご覧ください。
マルA品は苦労してパックに詰めても安い!JAさんに出荷する場合は規格というものがありまして、ししとうの場合は AL(6.6〜9.0cm) AM(5.0〜6.5cm) マルA(5.0〜9.0cm ちょっと曲が[…]
2020年 | 2021年 | 差 | |
出荷日合計 | 82 | 93 | +11 |
農協A品類 | 732686 | 902957 | +170271 |
農協出荷手数料 | 148249 | 182789 | +34540 |
残ったお金 | 584437 | 720168 | +135731 |
2021年は毎日収穫するのをやめました。
なので出荷する日数は減っただろうなと思っていましたが、前作より11日も多かったなんて!
それほど長く健康に育ってくれた証拠なのでうれしいです。
区分 | パック数 | 金額 | パック数 | 金額 | 金額差 |
AL | 768 | 87970 | 1635 | 156446 | +68476 |
AM | 3857 | 599506 | 4930 | 716415 | +116909 |
マルA | 436 | 65461 | 135 | 13294 | -52167 |
C品 | 149 | 65,350 | 39 | 16802 | -48548 |
規格別一覧です。
マルAとC品の量が減っていますが、
ここの数字が多いと、品質が悪い証拠なのでマイナスになってくれて嬉しいです。
須崎青果
須崎成果 | 2020年 | 2021年 | 差額 |
売ったお金 | 156168 | 34020 | -122148 |
引かれたお金 | 27399 | 3310 | -24089 |
残ったお金 | 128,769 | 30,710 | -98059 |
須崎青果さんは2021年はあまり利用しませんでした。
いちど市況が安い時に出荷したら、ビックリするくらい安値だったので・・・。
直販所(とさのさと・サニーマート)
直売所 | 2020年 | 2021年 | 差額 |
とさのさと・サニーマート | 27637 | 42189 | +14552 |
前作と大きく変わったことは、高知市内にある大型直販所『とさのさと』さんに出荷するようになったことです。
都市部にあるため輸送費など経費がかかりますが、利用者が多いため数の売り上げが見込めるからです。
結果としては、地元にあるサニーマートより数が売れることが分かったので、来年も活用したいと思います。
【とさのさと公式サイト】
農協資材費合計
農協で購入した肥料や農薬、パックなどの資材費の合計です。
2020年 | 2021年 | |
4月分 | 13998 | |
5月分 | 5,533 | 4570 |
6月分 | 1,818 | 12454 |
7月分 | 10,255 | 5282 |
8月分 | 51,067 | 35003 |
9月分 | 18,962 | 20385 |
10月分 | 28,399 | 16284 |
11月分 | 8,185 | 17785 |
12月分 | 8,186 | |
1月分 | 712 | |
合計 | 133,117 | 111,763 |
前作は初年度だったので、初期投資がいくつかあったので金額が多くなっていますね。
肥料は液肥と鶏糞、とくに鶏糞を主に施肥しました。
農協が販売している200円のものを使っていたのですが、
ホームセンターの鶏糞でも問題なさそうなので、次の作付けでは安い方を利用します。
半値くらい違うので経費を下げれると考えてます。
結果発表!!
※農協出荷・須崎青果・直販の金額=(販売高-出荷手数料)
区分 | 2020年 | 2021年 |
農協出荷 | 633,949 | 720168 |
須崎青果 | 128,769 | 30,710 |
直販 | 27,637 | 42189 |
合計(A) | 740,843 | 793067 |
農協買掛(B) | 124,219 | 111,763 |
残ったお金 | 666,136 | 681,304 |
昨年との差 | +15,168 |
※その他の経費(ホームセンターなど)は未集計 理由:まだ確定申告の準備をしていない為)
まとめ
昨年よりもずっとししとうの育ちが良く、病気もせず収量も期間も多かった感覚がありますが、
全体を通してみると昨年とさほど変わっていませんね。
市況が悪かったのでしょうか。
高知県のししとうをPRするインスタグラムアカウントでも日本農業新聞さんの記事が紹介されていました。
コロナ1年目にスタートしたヤイロチョウ農園ですが、2年目にして暗雲が広がっております。
まさかししとうにもパンデミックの影響があるとは、驚きを通り越して関心ものです。
2022年はししとうの他に、集落営農法人さんの土佐甘とう栽培にも関わるので、結果次第では土佐甘とうに移行するかもしれません。
どちらにせよ、ししとうの栽培は続けると思います。
2021年の反省は梅雨時期の水やりに失敗したことですね。
しとしと降っているから大丈夫だろうと思って水やりを控えていたら、
ししとうが傘になってマルチの中まで雨がしみ込んでいなかったみたいで、
生育不良を起こしてスタートダッシュが遅れてしまいました。
ここでつまずかなければ確実に5万円くらいはプラスになっていたでしょう。
5月~6月の生育初期に良いししとうの木になるかどうか決まるので、
2022年は梅雨時期のお世話をしっかりします。