【村のおしごと】山の水が出なくなったので、黒パイプの補修作業をしました。

高知県の中山間地域では水道の他に、山の水を利用します。

高知県だけではないと思いますが、私の暮らしている集落では水道の他に沢や谷の水を引っ張って利用しています。

生活用水や農業用水として利用しているのですが、大雨が降ったりすると土砂で水源が埋もれたり、黒パイプがとれてしまったりして、定期的にメンテナンスが必要です。

山の水を利用している人が集まってメンテナンスに出発!

山の水を利用している人たちが集まってメンテナンスをします。

今までは出ていなかったのですが、今年はシシトウの栽培で利用させてもらうので参加しました。

朝の8時に集合。

それぞれ手元に補修道具、掃除道具を持っていますね。

自分は今から何がはじまるのか「?」だったので、ノコギリとナタだけ持ってでかけました。

山登りスタート。

いきなり山登りスタートです。

高い所から水を引かないと水圧が低かったり不具合があるので、水源は高い場所にあります。

絶景です。

タンクにたどり着きました。

ここに山から引いた水を一度貯めておきます。

ここがゴールではありません。

まだまだ歩きます。

作業道を進み、沢に向かいます。

朝なので小鳥が鳴いて、まるでセラピーロード気分。

 

どこの沢からとっているの?と思っていましたが、

スタートから1キロくらい歩きました。

平地ならそれほどの距離ではありませんが、山道ならけっこうな道のりです。

沢が見えました。

やっとゴールか!

と思いましたが、ここから結構歩きました。

水源に到着!

やっと水源に到着しました。

ヤイロチョウが営巣してそう!

ヤイロチョウはともかく、アカショウビンはいるでしょうね。

知らない場所を知れてよかった!

案の定、土砂や木くずで埋もれています。

それをクワやジョレンで取り除きます。

黒パイプのメンテナンス

水がでるようになったら、次は黒パイプのメンテナンスです。

黒パイのジョイント部ってよく外れるんですよね。

外れないように番線とシノを使って固定します。

なかなか技術が必要です。

橋を自作!?

谷にパイプが垂れ下がって水の流れが悪くなっている箇所がありました。

「どうするぜ?」と話し合った結果、チェンソーで切って橋をつくることに。

完成!

なんでも作っちゃいます。

11時に全作業終了!

8時からはじまって、すべての作業が終わったのが11時でした。

なかなか大変な作業です。

ただこれで安心してシシトウに水をあげることができます。