【ししとう農家2年生】マルチを張って、杭を打つ。今年も自作マルチ穴あけ機が登場!【お山のししとう】

軽トラックを田んぼに落としてから数日がたちました。

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お山のししとうをお迎えする準備をしよう!Part2.

マルチ張り 4/10

雨が降って固まって、かっちかちになっています。

このままでは作業ができないので、ほどよくほぐすことに。

天候が良くて1日で畝たての作業が終わっていたら必要のない無駄な作業・・・。

管理機でゴイーンっと真ん中を通って、畝を平らにならせるように耕します。

畝を平らにしよう

竹を使って畝の天板が、なるべく平らになるようにならします。

腰が痛くなるまでは作業が丁寧です。

潅水チューブ

畝ができあがったら潅水チューブを設置します。

ししとうは水が大好き。

夏場に水を切らしたら品質と収量がガクッと落ちてしまうので、

水の設備はシッカリします。

去年は農作業ヘルパーに行っていたピーマン農家さんに頂いたものを使いましたが、

今年は2ロール購入しました。

2年くらいは使えるものなのだろうか・・・。

マルチ張り

今年もマルチ張り機の登場。

パイプを組み合わせて作ったシンプルなマシーンですね。

マルチを差し込んで使います。

これがあると腰をかがめなくていいから楽ちんです。

 

マルチについて

マルチとは畝にかぶせるビニールのことです。

昨年はシルバーマルチを使いましたが、

今年は表面が白色・裏面が黒色のマルチにしてみました。

表面が白色だと真夏の高温障害対策になるそうです。

裏面が黒いのは地温を保てるからだとか。

シルバーマルチよりちょっと高いから、

効果があってほしいものです。

杭打ち・穴あけ 4/15

日を改めまして、圃場準備で一番の大仕事、杭打ち。

できるならやりたくない作業です。

まずは杭を打つ箇所、ししとうを植える箇所にマジックで印をつけます。

今年の株間は80センチにしました。

もっと広くしたいですが、畑が狭いのでどうしても窮屈になってしまいます。

杭打ち

杭打ち機の登場!

AIだVRだと騒がれている時代に燦然と輝く取っ手のついた鉄の塊。

本体は筒状になっていて、杭を差し込み打ち込んでいきます。

これが重たいんだ・・・。

2時間くらいで終わりました!

去年1人でやったときは2日に分けてやったのに。

2人だと作業の速さが違うなぁ。お父さんありがとう。

穴あけ

杭打ちが終わったら苗を植えるための穴をあける必要があります。

今年も自作のスーパーマルチ穴あけ機に活躍してもらいます。

塩ビパイプとキンチョールの空き缶でつくったマルチ穴あけ機。

金具で取り付けているので、空き缶の交換が可能な便利アイテムです。

購入しても良いのですが、こういう系の農作業道具ってショボい割に高いんですよね。

まずは缶の中に炭を入れチンチンに熱します。

あとはマルチに押し付けるだけで、簡単キレイに穴をあけることができます。

缶の底についたビニールはジュクジュクに縮んでおりますので、

10つくらいの穴をあけたら塊になるので手で引きはがすことができますよ。

お迎えの準備が整いました!

これでししとうの定植の準備が整いました!

なんとか間に合った・・・・

今年は雨が多く、他の仕事が忙しかったので

畑のコンディションが良い日に作業ができませんでした。

土を細かくすることができず、塊が大きいまま畝たてをしたので、

それがどう影響するのか、とても楽しみでもあり不安でもあります。