わたし、みうらじゅんさんが大好きなんですよね。
最近はたっぷりと蓄えた、関羽のようなお鬚が素敵。
みうらじゅんさんの著書「ない仕事の作り方」は私のバイブルとなっております。
バイブルとは聖書、という意味ですね。
信仰というよりも、心のうちが「ハレルヤ!」となるような意味合いでのバイブルです。
バイブスがあがる。と言えばいいのでしょうか。
とにもかくにも数年前に、
フィンガードラム研究所の村上力也所長とビブリオトークを交わしていた際、
「おもろいで!」と大阪弁で教えて頂きました。
ほんでまぁ、実際おもろかったんで、バイブルとあがめておるわけです。
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【舞台は農村の町会議場】
(農業振興センターの方が、資料と共に登場する)
農業振興センターの方:皆さん、こんにちは。今日は新しい言葉を紹介したいと思います。
町民1:おお、新しい言葉って何ですか?
農業振興センターの方:それが、農村RMOなんです。これは農業振興センターが提唱する新しい概念で、今後の農業振興に重要な役割を果たす言葉なんです。
町民2:農村RMOって何の略ですか?
農業振興センターの方:それは、Regional Marketing Organizationの略です。農村の地域間競争力を高めるために、地域の生産者が連携して商品の共同販売やマーケティングを行う組織のことです。
町民3:それって、農家が一緒になって商品を売るってことですか?
農業振興センターの方:そういうことです。地域の農家が協力して商品を売り出すことで、生産者の所得向上や地域経済の発展に繋がるんです。
町民4:でも、RMOって言葉は初めて聞きましたね。
農業振興センターの方:そうですね。RMOという言葉自体は、数年前から広がり始めていますが、農村RMOはまだあまり知られていない概念なんです。ですが、今後は注目されること間違いなしです。
町民1:なるほど、農村RMOですね。でも、まだピンと来ませんが…
農業振興センターの方:そういう方もいらっしゃるかもしれませんが、これから徐々に理解が深まっていくことを願っています。
※シナリオ生成:Chat GPT
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このような感じで登場した農村RMO。
AIに生成を指示したシナリオですが、概ね正しいです。
よって概念が曖昧。
どれくらい新しいかと言えば2015年くらいにRMOという言葉が広まり始めたらしいから、
それくらいは新しい。
人間の世代でいえば古いかもしれないけど、言葉としては新しいとみなしてほしいです。
概念が曖昧ということは、そこにニッチがうまれます。
(ぼんやりとしているんだけれど、線で繋げれるような・・・予感がする。)
概念の外側と内側
概念の外側には、カオス(無秩序・混沌)が存在します。
概念は人間の内側にあるもので、外側にあるカオスは多くが自然界にあるものです。
自然界の根底には常にカオスの龍脈が広がっています。
このカオスがエコシステムの鉱脈であるため、多様性を守るためには、「まっことそうである!」と言うしかありません。
概念が曖昧な場合、境界線が曖昧であるため、常にカオスと緩やかに接続されています。
コネクトされるということは、最終的には自分自身の魂の中に入り込んでしまうことを意味するため、「困ったチャン」と呼ばれることもあります。
「困ったチャン」たちには、往々にして自然に近しい性質を持っているケースがあります。
自然に近しいということは、その側面に危険が伴うことでもあるので注意が必要ですね。
観察次第では、自然の美しさや奥深さを味わうことができますが、そのような行為は危険な快楽でもあるかもしれませんよ。
靴を履いてセラピーロードを歩きましょう。

何が言いたいかと言うと、
「曖昧であやふやな概念があるのなら、まるっと囲ってしまえばいいんじゃん!」
ということ。
詳しくは著書を読んで頂きたいのですが、
「日本中に不思議な感じのマスコットキャラクターが散らばってるけど、それを総称する言葉がないじゃん!」→「ゆるキャラだ!」という、
みうらじゅんさんの戦略の鋭さとプロデュース力、地道な営業力。中岡慎太郎のようなコーディネート力は尊敬します。
まさに「農村RMO」はそんな言葉。
ただしプロセスは逆かもしれません。
「農村RMO」という名前があって、中身がスカスカの状態。
ん?
いつものやつか・・・?
冠をかぶるルートがあるにも関わらず、ディレクトリ構造が簡素。
情報の補完が間に合っていない。誰も詳しく説明できない。
それもそのはずです。
農村RMO推進研究会(第2回)が2023年3月2日に開催されたばかりなのだから。
私もこれに参加しました。
農村RMO推進研究会は農林水産省が直々で進めている研究会。
すごいところは「農村RMO」を研究するのではなくて、
「農村RMOを推進すること」を研究しているところ。
農村RMO研究の中に推進という枠組みがあるのではないでしょうか?
と言うことで、本日より農村RMO研究会を立ち上げます。
サロン型式で交流が行われ、年間費は1万円です。
年会費の使途は公には発表しません。使途不明。
国家の一連の動きを左右するような軍議は形式的であっても必要なもの。
やった気になれるのとなれないのでは指揮に関わります。
上層部を満足させることも、国益を向上させるためには必要です。
「必要悪だ!」という一派や一門もありますが、そういった話は長くなるような気がします。
■農林水産省ホームページ
要するに、国家が情報の補完が完了したと発表するまで、自治システムをパッケージ化し、省庁レベルに提出できるような形式にしておけば、一つの標準モデルとして認められる可能性があるということです。
それを実行する前線部隊が交わすであろう、ささかな情報のやり取りの間に、”ない”仕事が”無かった”仕事になったり、なかったり、するのではないでしょうか?
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つづく
シルバー人材とそうでない者たちの違いの憶測