Youtube動画撮影事情
2020年に入ってYoutube動画を撮影・編集する機会が増えてきました。
ビデオカメラはSony Handycam PJ540を使っております。
中古で2万円くらいで変える割には、手ブレ補正がいい感じ。
内蔵マイクの音質も思ったよりはクリア。
スマホで見る限りなら画質は十分。
HDMIアウト端子もあるので、HDMIキャプチャを繋いだらWEBカメラとしても使えます。
【ZasLuke HD HDMI キャプチャーボード USB2.0 1080P】
を繋いだらOBSで無事に動いてくれました。
これが初めて買ったビデオカメラなので、他がどうか分かりませんが損な買い物ではなかったです。
サブカメラが欲しい!
ずっと1台のビデオカメラでやってきましたが、「やっぱりアングルを変えた方が飽きがこない動画になる!」
ということで、サブカメラが欲しくなってしまいました。
iphone7+Osmo Mobileで別カットを撮影してましたが、ホワイトバランスが調整できないのが不便なんですよね。
一眼カメラも持っていますが、なにしろ初代Pentax K-5。
動画機能はおまけ程度の代物です。
見た目がかっこいいので大切にしてきましたが、重たいので一緒に出かける機会はほとんどない。
このごろは愛情も薄まってきた・・・
ということで思い切って手放すことにしました。
とりあえずリサーチ
Pentax K-5とレンズセットがメルカリで3万円で売れました。
ということで3万円+1万円くらいの予算で探すことに。
メルカリで探したところ3つくらい候補が上がってきました。
- Olympus OM-D E-M5(初代)
- Panasonic DMC-FZ1000
- Panasonic LUMIX DMC-G7(初代)
OM-D E-M5は見た目もかっこいいし、手振れ補正も強力そう。
ただ外部マイク入力がない・・・!
動画撮影をする予定なので外部マイクが使えないのはツライ。という事でボツ。
FZ1000はマクロから望遠までカバーできて、外部マイク入力もあり、4K動画も撮影できるオールインワンなネオ一眼。
センサーは1インチとマイクロフォーザーズよりも小さいながらも作例を見たら十分そう。レンズ交換の手間もない。
これに決定だ!と思ったのですが、ネオ一眼ってちょっと気に入らなくなると全部ダメってなっちゃうんですよね。
(マイクロフォーザーズの方にしておいたらよかった・・・)と後悔する気がしたのでこれもボツ。
ということで動画撮影の評判が良く、4K動画も撮れ、外部マイク入力のあるマイクロフォーザーズ機のPanasonic LUMIX DMC-G7(初代)を購入することにしました。
パナソニック LUMIX DMC-G7(初代)
第一印象「こんなに小さいの!?」
メルカリを見ていたら状態のよさそうなモノが「Panasonic LUMIX G 25mm F1.7 ASPH.」とセットであったので購入しました。価格は42000円。
届いて初めて触った第一印象は軽い!そして小さい!!でした。
ネットで商品写真を見る限りだと(K-5よりもちょっと小さいくらいかなぁ。重さもそんなに変わらないんだろうな。)と思っていたのですが、なんのなんの。
Canon Powershot G9と横幅も厚みも重さもそれほど変わりませんでした。
G9がデカくて重い。というのもあるんですが・・・
ファーストシャッター
とりあえずテスト撮影としてオートモードで写真をパシャパシャ。
「オートフォーカスが早い!軽くて小さいのに画質も良い!技術の進化すごい!」
というのがファーストインプレッションです。



重さ比べ
パナソニックLUMIX DMC-G7の重さって何と同じくらいなんだろうと思ったので、身の回りのものを計量して比べてみました。








ということでカメラ本体はタニタのキッチン計量器と同じくらいの重さだという事が分かりました。
外観
正面
正面はダイヤルが左右に2つ並んでいて、かっこいいです。
ボタンはレンズを取り外すためのものが1つだけあります。
背面
背面です。
タッチ対応のバリアングル液晶がついているカメラを所有するのは初めてなのですが、めちゃくちゃ便利ですね。
ネコとかキノコとかを撮影するのにとても重宝します。
ファンクションボタンは背面に4つあります。
ISO感度・ホワイトバランス・AF/MFの切替のアクセスがスムーズにできるので、
ボタンの配置デザインは悪くないと思います。
水準器がとっても便利です。
物理ボタンだけでなく、液晶右下にもファンクションボタンが表示されます。
電子ファインダーはあまり好きではなかったのですが、思ったよりストレスなく使えています。
昔のものはもっとデジタルデジタルしていたような気がしますが、キレイです。
電子ファインダーなので、ファインダー越しに撮影した写真を再生できます。
光学ファインダーに慣れていると変な感じです。
上面
左側にドライブモードダイヤルがついています。
単写/連写/オートブラケット/セルフタイマー/インターバル撮影の切替が素早くできます。
いまのところあってよかったなぁと思えるダイヤルではありません。
右側にはモードダイヤルやファンクションボタン、電源スイッチなどがあります。
ファンクションボタンの位置が妙に使いづらいです。
前ダイヤル・後ろダイヤルはカスタムメニューでダイヤル動作を切り替えることが可能です。
側面
正面から見て右側面には外部マイク入力の端子があります。
正面から見て左側面にはリモート・HDMI・AVアウトの端子があります。
HDMI端子がありますのでビデオキャプチャがあればWEBカメラとして使用することも可能です。
底面
底面はいたってシンプルです。
機能
機能はPentax K-5とは比べ物にならないくらい盛沢山といった感じです。
設定項目もありすぎて、今のところ何が何やらよくわかっていません。
ファンクションボタンになにが割り当てれるかだけご紹介します。
その他の機能は下に公式説明書のリンクを貼っておりますので、ご参照下さい。
ファンクションボタン割り当て設定
- 露出補正
- Wi-Fi
- Q.MENU
- LVF/モニター切替
- AF/AE LOCK
- AF-ON
- プレビュー
- ワンプッシュAE
- タッチAE
- 水準器表示
- フォーカスエリア選択
- ズーム操作
- カーソルボタンロック
- ダイヤル動作切替
- フォトスタイル
- フィルター選択
- 画像縦横比
- 記録画素数
- クオリティ
- AFS/AFF
- 測光モード
- 連射速度
- 4Kフォト
- オートブラケット
- セルフタイマー
- ハイライトシャドウ
- iDレンジコントロール
- 超解像
- HDR
- 電子シャッター
- フラッシュモード
- フラッシュ光量調整
- EXテレコン(写真・動画)
- デジタルズーム
- 手ブレ補正
- ISO感度
- ホワイトバランス
- AFモード/MF
- デフォルトに戻す
説明書(外部リンク)
品番 DMC-G7H/ DMC-G7 – Panasonic
動画撮影
ちょうど稲刈り前にカメラが届いたので、今年の作業風景をLumix G7+ LUMIX G 25mm F1.7 ASPHで撮影しました。
タイムラプスはiphone7で撮りましたが、その他はすべてLumix G7です。
画質はFHD 28Mbps 60p。マイクは内臓マイクの設定です。
Sony PJ540よりも断然キレイで臨場感もあります。
飛行しているトンボまでもハッキリ写るなんて思ってもいませんでした。(動画2:23~)
ちなみにビデオカメラのPJ540で撮影した映像はコチラです。
高知県四万十町の無手無冠さんで販売されておりますので、ぜひお買い求め下さい。
今のところ設定などをいじらずに初期設定のままで撮影をしています。
Wi-Fi機能
購入を決意したきっかけの一つがこのWi-Fi機能です。
SDカードの抜き差しがいい加減めんどくさいのと、インスタに投稿する場合だとカメラ→パソコン→スマホという流れがさらにめんどくさいのです。
Wi-Fiモードにすると上のような画面になります。
するとスマホのWi-Fi設定画面にカメラに表示されているネットワークが表示されるので選択するとカメラ本体と接続されます。
Panasonic Image Appをダウンロードして開くと、下のような画面になります。
画像転送だけでなく、リモート操作も可能です。
画像転送をタップすると一覧が表示されて、好きな写真をスマホに転送することが可能です。
スピードは1枚につき5秒くらいでしょうか。
大量に転送する場合はけっこうストレスになる速さです。
まとめ
まだまだ使いこなせていませんが、写りの面でも機能の面でも満足しています。
常に最新機種を使っている方なら、なんの驚きもないと思いますが、
2010年に発売されたK-5からの乗り換えだったので、技術の進歩にとても驚きました。
APS-Cと比べるとセンサーサイズが小さくなるので、どうなのかなぁと心配していましたが、それほど変わりない気がします。
それに写真を公開するのはもっぱらSNS。
アナリティクスを見る限り半数以上がスマホなので、1600万画素でも十分です。
自分にとってはまだまだ現役の、素敵なカメラだと思います。
軽いのがなによりも素晴らしい!