【イミフ機械】ステレオ⇒モノラル変換器をつくろう!【サンスイ ST-92 】

イミフ機械をつくろう!

ということで、

ステレオ信号をモノラル信号に変換する機械を作りました。

その名もステレオモノラル変換マシーン。

 

小さなお店で、

配線のゴチャつきを抑えながらも、

なるべくいい音でBGMを流したい。

スピーカーの予算は15000円。

 

というパートナーのポミちゃんの要望に応えるために、

作製してプレゼントしました。

 

使用するスピーカー

スピーカーはTANNOY REVEAL402を選びました。

むかし持っていたKRKのROKITが値段の割にとてもいい音がしたのですが、

コーンの色がまっ黄色でド派手なので、同じランクで評判の良いTANNOYにしました。

普通ならこれを2発買ってステレオで音楽を流すのが普通なのですが、

電源コードやらなにやらでゴチャつくし、予算の関係があります。

お店も狭いことだしアクティブモニタースピーカー1発だけで鳴らせないか?

と考え色々と調べてみました。

 

bluetoothスピーカーでいいじゃん!

と思われるかもしれませんが

「久しぶりに電子工作がしたい!」

という私の趣味の部分が大きいです。

予算内だとあんまり良いのないし・・・

部品一覧

部品名数量値段
【ST92】ドライバートランス 954
【MJ185】6.3mmモノラルボックスジャック1 220
【AJ-320シロ】RCAジャック 白1 300
【AJ-320アカ】RCAジャック 赤1 300
【TD583B】TD型アルミダイキャストボックス 黒1 890
【TB-12】TB型丸ハリ付ゴム足(10個入)1 80
【873P】はんだ吸取線 2.0mm×2m RA相当 320
合計 3,371

【購入先】

マルツオンライン

https://www.marutsu.co.jp/


ゴム足とはんだ吸取線は特に必要ありませんでしたが、

3000円以上だと送料が無料になるので調整用に購入。

ボックスのTD583BはST-92がギリギリで納めることのできるサイズなので、もう一回り大きなボックスをおススメします。

配線図

【参考にしたページ】

ステレオをモノラルに変換しようなんていう方は

世の中にはあまりおられないようで情報を集めるのに非常に苦労しました。

【ST-92のリード線識別図】

④が2つありますが、これは誤植で黄色は⑤となるみたいですね。

①赤・③白・⑤黄色が同極みたいです。

電子工作はエレキギター用の簡単なFUZZしか作ったことがないので、

トランスを使うのは初めて。

これであってるのかなぁ・・・?

と参考ブログの写真をよぉく観察して図にしました。

ご参考までにご利用ください。

組み込み

パーツ

仮配置

とりあえず仮で配置。

ワクワクしてきた・・・。

なんとか収まりそうです。

穴あけ

ケースに穴あけ。

マスキングテープを貼って印をつけます。

インパクトドライバーと鉄鋼用ドリルビットで穴あけ。

ちょっとズレてしまった・・・。

ケース上面の穴はトランスを固定するための穴です。

半田づけ

穴が開いたら半田づけ。

モノラルジャック

真ん中の端子に赤色

上のピョコっとでた端子に緑色の線を接続

RCAジャック(白)

真ん中の端子に

ピョコっと出た穴の開いている端子にの線を接続。

RCAジャック(赤)

真ん中の端子に

ピョコっと出た穴の開いている端子にの線を接続。

はんだのいいにおい・・・

完成!

トランスの足が丸見えなのがかっこ悪い・・・。

かわいいマスキングテープで誤魔化して・・・

完成!!

音だし。

ステレオ音声テストで音出し。

 

 

 

お店に設置

ステレオモノラル変換器が完成したので、

スピーカーをお店に設置しました。

 

イイ感じで音楽を鳴らしてくれています。

スピーカー1本で鳴らしているので音の広がりは

ちょっと狭いかなぁ~という感じですが、

省スペースで高音質なのでよしとしましょう!

久しぶりの電子工作楽しかった~。