ライティングの勉強をするために我が家にお迎えした桜木茉莉ちゃん。
苺ましまろというアニメのキャラクターです。
光の当たり方でどういう風に被写体の印象が変わるのか。
どんな環境で、どれくらいの光量があればかわいく写るのか。
トレーニングしたいので、一緒にお出かけすることにしました。

幸徳秋水の聖地巡り
土佐の小京都である中村出身の偉人「幸徳秋水」について調べていたので、
せっかくの地元ですし、まつりちゃんと一緒に聖地巡りに行くことにしました。
もしかしたら、教科書には載っていないかもしれない。けれども、私たちは学べるかもしれない。 高知で育った、土佐の偉人たちの思想から、よりよい明日を生きるための思考を。四万十市立図書[…]
四万十市役所
とりあえず四万十市役所へ行きました。
四万十市役所の2階に図書館があって、
その図書館の中に幸徳秋水文庫があるのです。
幸徳秋水文庫
図書館の中にあるので、無料で入ることができます。
中には幸徳秋水の書簡や書籍、新聞記事などが展示されています。
撮影禁止の立て札もなく、図書館の方に聞いたら「どうだったかなぁ・・・」
という感じだったので、キャプションを中心に撮影しました。

驚いたのが幸徳秋水が暗号を考えていたということです。
集会や報道が法律でガチガチに規制されていた時代に、
アナーキーなジャーナリストとして活動していたので暗号を使う時もあったのでしょうか?
実用的な暗号で実際に使われたのかどうか、興味がありますね。
足尾鉱毒事件で田中正造が天皇陛下に出した直訴状の複写もありました。
下書きを幸徳秋水が担当したみたいですね。
大逆事件で投獄されて死刑になった幸徳秋水。
今では国家ぐるみの冤罪であったことが明らかになっていますが、
秋水の無罪を追求する会が、死後つくられたみたいです。
海外でも大逆事件は取り上げられ、証拠不十分で捕まった人たちを擁護する動きがあったみたいです。

やれ成功だ、やれ失敗だ、そんなちっぽけなことなど問題にせぬがよい。
そんなことよりも大切なのは、古今を貫く意気を涵養(
カンヨウ)することだ。 ー幸徳秋水ー
涵養:自然にしみこむように、養成すること。
フリーペーパーや資料などもありました。
なんとCDも!!聞いてみたい・・・。
一條神社
幸徳秋水文庫を出て、お墓参りに行こうと思ったのですが、せっかくなので一條神社に立ち寄ってみました。
応仁の乱と深い関係のある神社で、11月になると一條大祭という3日間に及ぶお祭りが開催されます。
絵馬と記念撮影。
一條さまに見られてるよ、まつりちゃん。
土佐の小京都をブラブラ
一條さまが焦がれた京都の残り香を感じながらブラブラ。
新ロイヤルホテル四万十。
モンベルが入ってます。
アイ・ラブ・モンベル。
なかなか大きな門松がありますね。
うちの父親のモノではありません。
どこのもんだ・・・
今日は12月28日。年の瀬です。父親に「門松を運ぶから手伝ってくれ。」と雇われました。(素人が作った門松なんか運ぶのに人手がいるんか?)と思いながら13時に指定された場所に行ってみました。[…]
幸徳秋水のお墓
新ロイヤルホテル四万十の近くに幸徳秋水のお墓があります。
隣は裁判所なので分かりやすいです。
駐車場がないのが残念ですね。
お車の場合は四万十市役所か、アーケードの駐車場を利用するといいと思います。
ちょっと歩きますが、途中でお買い物などをして商店街を賑わせましょう。
民家と裁判所の塀に挟まれた小路の先に墓地があります。
「ここであってるの!?」
という気持ちになりますが、奥に進みましょう。
普通の田舎の墓地ですね。
看板が立っています。
大きなパネルもたっていました。
幸徳秋水のお墓。
高校生の頃に1人できたことがあるのですが、
その時は「普通の墓じゃん!」と思っただけでした。
しかし幸徳秋水の思想に触れた今は感慨深いものがあります。
(あなたのパンクス精神を見習わせていただきます。)
とお墓に手を合わせて記念撮影。

まとめ
はじめてフィギュアと一緒にお出かけしたのですが、
写真を撮影するのに手持ち無沙汰にならないのが良いですね。
関節が動くサーバルちゃんも持って行ったのですがポージングに時間がかかります。
置いたらすぐにポートレート撮影ができる固定式のフィギュアが野外撮影には向いているなぁと思いました。