第13話解説:
私は私になり
私としてヤイロチョウ農園を語りはじめた。
知恵の実を食べたような心持ちだ。
エデン追放の逸話が頭をよぎるが、
知恵の実を食べないことには
自分を名乗ることができない。
第12話解説:私は栄養を届ける。届けられた栄養は人々の心と体に送られるこれでいいのだ。それでこそ私は私自身を名付け始めることができるのだから。曲紹介:岡林信康 申し訳ないが気分[…]
パラメーターメニュー
教科書によると、ブランドを起動させるためには14ものDNAの値を設定しなければならないとあります。
14項目のパラメーターを設定するのは大変です。
ゲームでもメンドクサイくらいですよ。
使用する教科書はコチラ↓↓
ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと
■設定値
①ターゲット・オーディエンス★
藤原雅人の家族
姿勢:友愛的
媚態:尽くす
方法:全てを表現
② プロダクト・ベネフィット★
エンターテイメント性の特異さが、
ヤイロチョウ農園の強みであり、選ばれる理由
③ ブランド属性とブランド価値★
機能的属性:無駄=スコレ―(古代ギリシャ語)※1
感情的特性:楽しい
ブランド価値:無駄が楽しい
④ ブランド・パーソナリティ★
●コアパーソナリティ
無駄の楽しみ方を知っている人
●サテライトパーソナリティ
ア、「いいんだよ」が言える人
イ、縄張りの主張ができる人
●象徴的なアイコン
哲学者・中島らも
⑤ブランド・ビジョン★
”教育的”な情報を発信することで、オーディエンスの学習の定着を促す。
⑥ブランド・プロポジション
ヤイロチョウ農園は、野菜だけを育てる農園ではありません。
WEBメディアを通じて、暮らしを支える情報を発信する農園です。
食卓を飾る野菜、そして心を彩るためのユニークなコンテンツを育てます。
⑦市場での位置付け★
Fact&Craftsmanship
⑧ブランド・プロミス
⑨ブランド構造
⑩ブランド・エクスペリエンス
有機肥料にこだわった
ヤイロチョウ農園のお野菜
体に栄養を送ることができます。
ヤイロチョウ農園が発信する
さまざまなエンターテイメント作品
心に栄養を送ることができます。
⑪トーン・オブ・ボイス
⑫ブランド名称
⑬ブランド・ストーリー
⑭タグライン
ブランド名称
教科書にはブランド名称とは、ブランドDNAから逸脱してはいけない。
とあります。
それよりもブランド名称はこの段階で決めるんですね。
バンド名を決めてから曲を作りはじめるんじゃなくて、
完成した曲に合わせてバンド名を決める。
ということでしょうか?
確かにそっちのほうが
しっくりくるブランド名になる気がしますね。
しかしながら、ブランド名称は最初に決めちゃってるのです。
その名前は、
ヤイロチョウ農園
です。
この記事が面白かったら情報共有とチャンネル登録をお願いします!
次回予告
物語は突然にはじまり、都合の良く結末へと向かう
第14話解説:私は自分の名前をようやく名乗れるようになった。忘れていた記憶を自らの力で取り戻したようなそんな気持ちが少なからずしているそして名乗った瞬間に賽(さい)は投げられた。物語が突然にはじまって[…]