【農家ブランディングまでの道】ターゲット・オーディエンスを決めよう!実践編② (ep.4)

第2・3話解説:

私は教科書に従ってターゲット・オーディエンスの絞り込みを行った。

ペルソナの名前は藤原雅人。32歳の会社員だ。

そして、彼の悩みを勝手に考えることにした。

しかし、彼の悩みまでたどり着くことは、できなかった。

身勝手な理由で他人の悩みを勝手に考えるなど、不道徳極まりない。

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藤原雅人さまへの謝罪

藤原雅人さま。
身勝手な理由により藤原雅人さまの悩みを勝手に創作しようとして大変申し訳ありません。
今後はヤイロチョウ農園一同で、
藤原雅人さまに尽くす所存です。

失敗の原因:傾聴姿勢が整っていなかった。

そもそも藤原雅人へ対するヤイロチョウ農園側の姿勢が良くありませんでした。
第3話で「ごめんなさい」という気持ちではじめていますもの。

sorry

謝ることからはじまる人間関係は、ポジティブカラーから少し外れます。
歓迎されるべきものではありませんよね。
傾聴姿勢からも外れています。
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ヤイロチョウ農園は藤原雅人に対して、申し訳ないという気持ちを、
一切合切破棄します。
そのかわり、尽くします。
惚れちゃってるくらい、尽くします。


「尽くす」の定義づけ

藤原雅人に尽くすと決めた以上、

「尽くす」についてお勉強してみます。

つくす尽くす尽す

  1. 極める。
  2. 全うする。
  3. そのことの為に全てをする。
  4. 他人のために精を出す。
  5. 全てを表現する。
  6. 全部をやりきる。 ーウィクショナリー日本語版

うーん。

どれにしようかなぁ。

 

やはり私は表現者でありたいので、

⑤番を選択します。

 

これで藤原雅人に対する確固たる姿勢が決まりました。

ヤイロチョウ農園は藤原雅人に対して全てを表現します。

藤原雅人の望み

人は悩みがあるから望むのではない。

望みがあるから悩んでしまうのだ。

哲学的ぃ!

 

ということで藤原雅人の望みについて、

考えてはいけませんよ。

それは先ほど失敗しましたからね。

今回はインタビューしてみましょう。


やまさきたくと
やまさきたくと
ヤイロチョウ農園の世界へようこそ。
はじめまして。よろしくおねがいします。
藤原雅人
藤原雅人
やまさきたくと
やまさきたくと

こちらこそ、よろしくお願いします。現在は会社員をされている藤原さまですが、休日はどういった過ごし方をされていますか?

そうですね。最近は・・・

藤原雅人
藤原雅人

ここでAI技術を投入

こういったセルフインタビューは自分に都合がいい方向に話が流れていくのでAI技術を導入します。

今回使うサービスはAIのべりすとです。

書き出しだけ考えたら、あとはAIが勝手に文章作ってくれるサービスですね。

画像の文章の続きを書いてもらいましょう。

なるほど。

藤原雅人はファンタジー小説が好きなんですね。

たしかにハリーポッターとか好きそう。

あとは自分で好きなように続きを書いて、

思い浮かばなくなったらAIにお願いする。

という感じでやってみましょう。


やまさき
「ヤイロチョウ農園の世界へようこそ。」

藤原
「はじめまして。よろしくおねがいします。」

やまさき
「こちらこそ、よろしくお願いします。現在は会社員をされている藤原さまですが、休日はどういった過ごし方をされていますか?」

藤原
「そうですね。最近はもっぱら読書ばかりしています。あとは、趣味の散歩もかねて近所を散策したりとかもしてますよ。」

やまさき
「ほう。本が好きとのことでしたが、どのようなジャンルを読むんですか?」

藤原
「ファンタジーものが好きです。とくにハリーポッターが好きです。」

やまさき
「そうですか。ちなみに私は小説を書く仕事に就いておりますが、もしよろしければ今度私の書いた本をプレゼントいたしましょうか?もちろんタダですよ。」

藤原
「いいんですか!ぜひいただきたいです!」

やまさき
「はい。では、さっそく用意しましょう。」

(やまさきさんは鞄から取り出した『やまさきくんのふしぎなぼうけん』という絵本を渡してくれた)

やまさき
「ありがとうございます。」

藤原
「ありがとうございました。また機会があれば遊びに来させて頂きます。それでは失礼します。」

やまさき
「あっ。その前に1つだけ構いませんか?」

藤原
「なんでしょう?」

やまさき
「もしよろしければ、藤原さまの望みを聞かせてもらえないでしょうか?」

藤原
「望みですか……。えっと、とりあえず今は思いつきませんね。何か思いついたら、その時はまた相談させてください。」

やまさき

「わかりました。いつでもお待ちしております。」

(藤原が去ると同時に世界が真っ白になる。そして再び彼の日常がはじまった」


「あなた、もう起きて。今日は家族でお出かけをする予定でしょ?」

藤原
「ああ・・・そうだったな。変な夢を見たんだ。内容は忘れてしまったけれど・・・。」


「そうなの。それはどんな夢だったの?」

藤原
「うーん。なんかこう、とても不思議な感じの夢だったよ。」


「不思議ねぇ。でも大丈夫よ。きっとすぐに思い出せるわ。だって私たちには楽しい未来が待っているんですもの。」

藤原
「そうだな。よし、じゃあ朝ごはんを食べよう!」


「そうしましょう。ところであなたに聞きたい事があるのよ。」

藤原
「なんだい?」


「あなたの、本当の望みを聞かせてほしいの。」

藤原
「僕の望み?それはね、いつまでも君と一緒に幸せに暮らしていくことだよ。」


「まぁ嬉しい!私も同じ気持ちよ。愛しているわ。」

藤原
「僕もだ。愛しているよ。」


「ふふ。あなたったら照れちゃって可愛いんだから。」


ここまでにしましょう。

藤原雅人の望みが分かりました。

妻と一緒に幸せに暮らしていくことです。

ヤイロチョウ農園は藤原雅人が家族と一緒に幸せに暮らせるよう、すべてを表現します。

妻と一緒と言っていますが、お子さんがいらっしゃるので家族ということにしました。

よし!

これでターゲット・オーディエンスが決まりました!

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次回予告

「プロダクト・ベネフィットを発見しよう!」

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